【東京都千代田区神田駿河台】エネルギーを蓄えたいときにパワー飯 ー 豚野郎 ー

 

 

 

 

はじめに

JR御茶ノ水駅がある神田駿河台は専門学校生だったときに3年間通学していたので、個人的に思い入れのある街の一つです。

専門学校を卒業して社会人になってからも、隣の秋葉原や神保町への用事を済ましたあとに寄り道がてら訪れることもあります。

 

そして学生時代から通っている神田駿河台に昔から非常に気に入っているお店があり、そのお店が今回紹介する『豚野郎』です。

r.gnavi.co.jp

 

JR御茶ノ水駅から徒歩1分程度でアクセスも良いので行きやすく、昼時には行列ができるほどの人気店です。

 

 

食したメニュー

豚丼(豚200g、飯400g)

豚野郎『中豚丼

まずは見た目のインパクトに驚嘆し、その後食欲がそそられる炭火焼肉の香りが鼻に突き刺さる。

視覚と嗅覚を十分に楽しんだ後に丼に乗った豚肉を1枚口に入れると、豚ロースの脂が程よく溶けて旨味が一気に広がって一瞬にして幸せな気持ちへしてくれる。

この豚ロースは炭火でこんがり焼いているので炭の香ばしさも加わり、更に醤油ベースの甘辛のタレが豚ロース本来の旨味をさらに加速させてくれています。

 

ジューシーな豚ロースと甘辛たれの組み合わせは、ご飯との相性も抜群。

箸が止まらないくらいバクバクと食べ進められて非常に美味しいです。

薬味の青ネギもいい塩梅で働いていて、しつこさが無い味わいに仕上がっています。

 

残り半分程になったら胡椒や七味をかけて味変。

辛みを足すことで更に複雑な味へとなって、更に美味しくなりますのでお勧めです。

 

 

場所

 

 

最後に

学生のときから数えると約10年近く通っていますが、エネルギーを蓄えたいときに行きたくなるお店です。

これから暑くなって体力を奪われる日々が増えてくるので、また定期的に伺うと思います。

BUCK-TICK 5thアルバム『狂った太陽』を聴いた感想とレビュー

狂った太陽 (デジタル・リマスター盤)

1991年に発売されたメジャーデビュー後5枚目のアルバム。

前アルバム惡の華から約1年ぶりのアルバムで、早いペースでリリースされています。

h4tkhr.hateblo.jp

 

シングルカットで先行リリースされた『スピード』『JUPITER』『MAD』など、近年ライブでも演奏されることが比較的多い曲が収録されているので、BUCK-TICK初心者にもお勧めの1枚です。

 

 

 

 

収録曲視聴後の感想

1. スピード 詞:櫻井敦司 / 曲:今井寿

速いテンポが特徴的な一曲。

ドラムのビートが心地よくて気持ちよい縦ノリができる、ライブ向けの曲だと思う。

事実、近年のライブでも比較的演奏率の高い曲だった。

また、本アルバムの一曲目に持ってきたこと、アルバム販売前の先行シングル曲に選んだことも納得できる。

このハイテンポな曲調に薬物中毒の男女を表した歌詞がすんなりと入ってくる。

そして歌謡曲のような言葉遊びも自然と受け入れられる理由なのかもしれない。

 

2. MACHINE 詞:櫻井敦司 / 曲:今井寿

一曲目の『スピード』同様にハイテンポなロックソング。

歌詞の内容も『スピード』と似ているが本曲のほうが、より疾走感のある曲に思う。

【THE DAY IN QUESTION 2017】*1で初めて生演奏を聴いた時には、やっぱり会場のボルテージが高くなっていたのを覚えています。


3. MY FUNNY VALENTINE 詞:櫻井敦司 / 曲:今井寿

前の2曲とは異なるムード歌謡のような曲調で、どこか親和性を感じる1曲。

この曲調にエロティックな表現の歌詞がピッタリハマっており、繰り返し聴いても飽きることのない中毒性のある曲だ。


4. 変身(REBORN) 詞:櫻井敦司 / 曲:星野英彦

この曲から星野さん曲が3連続流れます。

アップテンポなロック調の曲だが、途中に転調も入ることで最後まで飽きることなく楽しめる曲。
ライブで演奏したら間違いなく盛り上がっただろう。

歌詞の内容は薬で狂った男の様子を描いているように思える。

 

5. エンジェルフィッシュ 詞:櫻井敦司 / 曲:星野英彦

『MY FUNNY VALENTINE』が今井さんが表現する歌謡曲だとすると、この曲は星野さんが表現するムード歌謡だと思う。

歌詞も『MY FUNNY VALENTINE』同様に人間の性の営みを表現しているが、こっちは同性愛とも取れるような描写が見られ、そういった解釈の違いもまた面白い。


6. JUPITER 詞:櫻井敦司 / 曲:星野英彦

櫻井さんが死別した自身の母のことを描いた曲。

星野さんが奏でるアコースティックギターの響きがとても良い塩梅だし、作曲時にアコースティックギターを使うと決断した星野さんのセンスも光っている曲だ。

歌詞・曲・パフォーマンス、全てが1級品。

星野さん作曲の曲の中ではトップ3には間違いなく入ると思うし、BUCK-TICK全曲の中でもトップクラスに好きな曲である。


7. さくら 詞:櫻井敦司 / 曲:今井寿

『JUPITER』と同様に櫻井さんが死別した母のことを描いた曲。

静かにビートを刻むロック調のテイストだけど、どこか穏やかさを感じられてスッと入ってくる1曲。

【ロクスソルスの獣たち】*2で初めて生演奏を聴いたときは櫻井さんの表現力が磨きに磨かれた点もあってか、鳥肌が立つほどに感動したの覚えています。

『JUPITER』とこの曲は描いている内容は同じだけど、描き方によって聴き手が浮かぶ情景が変わる素晴らしい例だと思います。


8. Brain,Whisper,Head,Hate is noise 詞・曲:今井寿

今井さん作詞作曲の曲は理解が追い付かない曲もあるのだが、この曲もその一つだと思う。

電子的なイメージを想起させつつも生命体の誕生を描いているようにも感じるが、さっぱり見当がつかない。

そして奇妙なミドルテンポの曲調が一度聞くと頭の中に強く残るし、櫻井さんの歌唱だけでなく今井さんのコーラスがバッチリ重なっているところも癖になって、何度も聞きたくなるリピート性がある。

もしそれが今井さんの狙いだったとしたらとも思うと、なかなかに興味深い1曲だ。

 

9. MAD 詞:櫻井敦司 / 曲:今井寿

ドラムがテンポよく響くビートロック調の1曲。
縦ノリが楽しめるスピード感があり、シングルにふさわしいと思う。

歌詞の内容的にはジャンキーを描いているのであろうかと想起ができ、このアルバムのコンセプトに合っているかなと。

 

10. 地下室のメロディー 詞:櫻井敦司 / 曲:今井寿

ハイテンポなビートロック調の1曲。

閉じ込められた男が段々狂っていく様を描いた歌詞がいかにもタイトル通りだし、この曲調からその姿を想像できるのも面白い。

直球のロックソングだからこそ生演奏で聴いたら迫力がもっと感じられただろうなと思う。


11. 太陽ニ殺サレタ 詞:櫻井敦司 / 曲:今井寿

本アルバムの最後を飾る1曲。

しっとりとした荘厳な雰囲気がある曲調で、死を目の前にした最後の時を描いているかのような歌詞ともマッチしている。

 

 

お勧め曲

『JUPITER』BUCK-TICKのバラードソングの中でも至高。BUCK-TICK初心者にはまず聴いてほしい。


『Brain,Whisper,Head,Hate is noise』今井寿が表現する世界観が味わえる。

 

地下室のメロディー:シンプルなビートロックでテンションが上がる。

 

 

まとめ

ビートロック、オルタナティブロック、アコースティックなど様々なテイストの曲が収録された1枚で、BUCK-TICKをまず聴いてみようと思った方にもお勧めできます。

どのアルバムから聴こうかなと悩んでいる方、まずはこのアルバムから手に取ってみてはどうでしょうか。

BUCKーTICKの世界観をどっぷり堪能することができるでしょう。

 

 

 

 

 

*1:2017年10月21日~12月29日まで全国18公演のライブツアー

*2:2019年5月25日・26日で千葉県幕張メッセで開催したワンマンライブ

【東京都板橋区高島平】海鮮居酒屋がランチメニューで提供するマグロ丼に舌鼓 ー まぐろの大将 ー

 

 

はじめに

板橋区にある『板橋区立 熱帯環境植物館』へ行った帰り、どうせならこの近くで昼食を食べようと歩き回って見つけたのが、今回紹介する『まぐろの大将』です。

 

maps.app.goo.gl

 

高島平駅から徒歩3~4分程度、店名から想起できるように海鮮を使った料理が多い居酒屋です。

 

 

食したメニュー

まぐろユッケ丼

まぐろの大将「まぐろユッケ丼」

大きくカットされたマグロは存在感があり、食感がとても良い。

このマグロにユッケダレと卵黄が絡む絶妙な味わいがご飯にもよく合い、美味しい丼に仕上がっていました。

 

少し残念だったのはマグロに若干の生臭みを感じたことでしょうか。

そのためリピートは無しかなと思っています。

 

 

場所

 

 

最後に

一期一会の出会いに期待して飛び込んだお店でしたが思いのほか悪くなかったので、自身の直感を信じたお店選びもやっぱり良い選択だなと思いました。

高島平周辺には他にも気になるお店があったので、次回高島平に何かの用事で行った時にはそういうお店に伺おうかなと思う。