新日本プロレス Road to THE NEW BEGINNING 2024年2月4日後楽園ホール大会の感想

2024年2月4日(日)

東京都文京区にある後楽園ホール新日本プロレスの大会が開催された。

公式発表では札止めとなる超満員。

 

現在はRoad to THE NEW BEGINNINGの真っ只中で、この日はIWGPジュニアタッグ選手権試合も開催。

白熱した試合展開の数々に心が躍り、2024年の新日本プロレスにも期待をしたくなる一夜となった。

www.njpw.co.jp

 

 

 

 

試合会場

後楽園ホール

 

 

試合カードと試合結果

■第1試合

ボルチン・オレッグ     金丸 義信

YOSHI-HASHI        高橋 裕二郎

真壁 刀義      VS    成田 蓮

エル・デスペラード     SHO

海野 翔太            EVIL

 

※結果:9分40秒 EVILが真壁をEVILで沈めて勝利

 

 

■第2試合

本間 朋晃          石森 太二

エル・ファンタズモ  VS  チェーズ・オーエンズ

ヒクレオ          KENTA

 

※結果:11分30秒 オーエンズが本間をパッケージドライバで叩きのめして勝利

 

 

■第3試合

YOH         藤田 晃生

田口 隆祐     シェイン・ヘイスト

石井 智宏  VS    マイキー・ニコルス

棚橋 弘至     ザック・セイバーJr

 

※結果:12分38秒 ザックが田口をスリーパーホールドで丸め込んで勝利

 

 

■第4試合

BUSHI      TAKAみちのく

高橋 ヒロム    DOUKI

辻 陽太   VS 上村 優也

鷹木 信悟     タイチ

内藤 哲也     SANADA

 

※結果:7分16秒 上村が辻を腕ひしぎ十字固めで勝利

 

 

■第5試合

グレートーOーカーン  VS  アレックス・コグリン

 

※結果:12分05秒 O-カーンがコグリンジャックナイフ式エビ固めで勝利

 

 

■第6試合

HENARE  VS  ゲイブ・キッド

 

※結果:20分27秒 両者ノックアウトで引き分け

 

 

■第7試合

カラム・ニューマン  VS  デビッド・フィンレー

 

※結果:10分27秒 フィンレーがニューマンをオーバーキルで撃墜して勝利

 

 

■第8試合(IWGPジュニアタッグ選手権)

フランシスコ・アキラ     ドリラ・モロニー

                                          VS

TJP                  クラーク・コナーズ

 

※結果:18分33秒 コナーズ・モロニー組がFUll Clipをアキラに決めて勝利

 

 

印象に残った試合

■第1試合

ボルチン・オレッグ     金丸 義信

YOSHI-HASHI        高橋 裕二郎

真壁 刀義      VS    成田 蓮

エル・デスペラード     SHO

海野 翔太            EVIL

 

本隊&CHAOS VS HOUSE OF TORTURE のカードが、この日の第1戦に組まれました。

エル・デスペラードとSHO、海野翔太とEVILはそれぞれ2月23日に直接対決が組まれており、そこの前哨戦でもあります。

本隊&CHAOS組は個人のスペックを活かした闘いでHOUSE OF TORTURE組を追い詰めるも、最後はHOUSE OF TORTURE の連携に翻弄されて敗退。

 

暴れ回る真壁に対して金丸がベストタイミングでウイスキーミストを当て、怯んだ隙をついたEVILがEVILで叩きつけて勝利を挙げる一連の流れは素晴らしかったです。

 

そして注目すべきは試合後のEVILのマイクパフォーマンス。

自身の持つNAVER無差別級のベルトに黒スプレーを吹きかけ真っ黒にした。

前王者の邪気払いという名目でベルトを黒塗りする行為に海野は激怒。

 

この一連の流れもあり、2月23日のNAVER無差別級選手権試合が楽しみなってきました。

 

 

■第6試合

HENARE  VS  ゲイブ・キッド

 

2月11日(日・祝)開催の大阪大会で金網デスマッチを敢行予定のUNITED EMPIREとBC WAR DOGSの前哨戦。

その一戦がこのHENARE VS ゲイブ・キッドだったが、序盤からお互いの鍛えた肉体がぶつかるフルスロットルな闘いが繰り広げられました。

リング外でも二人の打ち合いは収まらず、迫力のある試合展開へと発展。

最後は張り手とヘッドバットの応酬となり、両者ノックダウンで決着。

 

約20分間の死闘を果たした両選手に獰猛なプロレスラーの矜持を見せつけられ、内に潜めていた闘魂を感じさせられました。

まだ2月上旬だが、2024年のベストバウトに選ばれてもおかしくないでしょう。

 

 

■第8試合(IWGPジュニアタッグ選手権)

フランシスコ・アキラ     ドリラ・モロニー

                                          VS

TJP                  クラーク・コナーズ

 

今大会のメインイベントにIWGPジュニアタッグ選手権が行われました。

こちらもUNITED EMPIREとBC WAR DOGSの前哨戦ではあるが、2024年1月4日のリマッチでもあります。

 

ベルト奪還を目指すWAR DOGSは個人スペックの高さを活かした超攻撃的な闘いを、Catch 2/2はお互いを信頼した連携技を駆使して序盤から熱量の高い試合となっていく。

中盤は両タッグともに敵タッグの得意技を使って体力を削り取る光景も見られ、一進一退の展開が続きます。

Catch 2/2がフェイバリットアーツで決着をつけようとしたとき、モロニーのアキラへの精神に攻撃をして隙を作ることに成功。

その隙を逃すことなくコナーズとモロニーが序盤以上の猛攻撃でアキラを沈めて決着。

 

コナーズ・モロニー組がリマッチに成功してIWGPジュニアタッグへ返り咲く結果となりました。

 

 

最後に

今大会は2月11日大阪大会のUNITED EMPIREとBC WAR DOGS前哨戦が大きな位置づけであり、そこに対しては大成功となる結果だったと思います。

特にHENARE VS ゲイブ・キッドの一戦はとても印象に残る試合となり、これからの新日本プロレスにも期待しても良いかなと。

2月11日の大阪大会が非常に楽しみだが前哨戦は何戦か残っているので、改めて追い続けていこうと改めて考えました。

 

 

あとがき

大会翌日の2月5日にこの記事を公開予定でしたが、多忙に追われて気づいたら11日の大阪大会中の公開となりました・・・

スケジュール管理がなかなかに難しいですね。